機能・機構
- ティアオフ機能
- 自動紙厚調整機能
- 紙幅検出機能
- 微小送り機能
- ドットマトリクス
- ロジカルシーキング
- ビットイメージ
- 16進ダンプ
- ヘキサダンプ
- ダンプリスト
- セルフテスト
- インターフェイス
- ワイヤー
- 高品位文字
- ドラフト
- 高速印字
- ビン
- ミシン目スキップ
- ESC/P
- ESC/Pスーパー
ティアオフ機能
連続紙の印刷したページを切り離すために、印刷終了後ミシン目位置まで用紙を自動的に送り出す機能です。
自動紙厚調整機能
給紙するときに用紙の厚さに応じて自動的に紙厚調整を行う機能です。
紙幅検出機能
給紙するときに用紙の幅を検出し、用紙の外側に印字しないようにする機能です。
微小送り機能
連続紙のカット位置、単票紙や連続紙の給紙位置を微調整する機能です。
ドットマトリクス
プリンターの印刷方法のひとつで、プリントヘッドの細いワイヤーでリボンを用紙に打ち付けて印刷します。
ロジカルシーキング
双方向印刷で次の行に改行するとき、現在の印字位置から最短で移動するように次の印字位置を考慮して印字を行なう機能です。
ビットイメージ
ドットを指定して、グラフィックやフォントを印刷する機能です。Windowsの場合ほとんどがこの機能を利用して印刷されます。
16進ダンプ
コンピューターから送られてきたデータを16進数とそれに対応する英数カナ文字で印刷する機能です。給紙・排紙スイッチと改行・改ページスイッチを押しながら電源投入すると、16進ダンプ印刷のモードとして起動します。
ヘキサダンプ
16進ダンプの別称
ダンプリスト
16進ダンプ印刷で出力した結果のこと
セルフテスト
プリンターに故障がないかどうか、自己判断のための機能です。給紙・排紙スイッチまたは改行・改ページスイッチを押しながら電源投入すると、プリンターが内蔵しているフォントのパターンを印刷します。
この印刷結果に異常があればプリンターに故障があることがわかります。
インターフェイス
プリンターとホストコンピューターをつなぐ接点となる部分です。エプソンのドットインパクトプリンターはすべて、パラレルインターフェイスを装備しています。
そのほか、USBインターフェイスや、シリアルインターフェイスを標準装備している機種もあります。またオプションのインターフェイスカードを装着できるよう、スロットを用意している機種もあります。
エプソンのドットインパクトプリンターは、インターフェイスの自動切換え機能を持っていますので、複数のインターフェイスからデータが送られてきても印刷できます。
ワイヤー
印字ヘッドに24本(または48本)並んでいる小さなハンマーのことで、1本1本は非常に細かいものです。印刷するドットに相当する部分のワイヤーが、インクリボンを紙に打ちつけて印刷します。ワイヤーが折れたり、磨耗したら、美しい印刷ができなくなりますので、修理が必要です。
高品位文字
プリンターが内蔵している文字で、読みやすく美しい文字です。
ドラフト
プリンターが内蔵している文字で、高品位文字よりもドット数が少なく、高速で印字するときに指定します。
ビン
カットシートフィーダの用紙をセットする部分です。ビン1(ファーストビン)、ビン2(セカンドビン)などと呼ぶことがあります。
ミシン目スキップ
連続紙のミシン目をはさんで25.4ミリ(1インチ)分飛び越えて印刷することを言います。
ESC/P (イーエスシーピー)
エプソンが独自に開発した、エプソン製ドットインパクトプリンターを制御するためのコントロールコードです。
ESC/Pスーパー(イーエスシーピースーパー)
アプリケーションソフトにおいて、ESC/P対応ソフトウェアと、NECのPC-PR201H対応ソフトウェアが使用できる機能です。VPシリーズには全機種搭載しています。