開発支援情報

各部の名称と働き

紙送りノブ

用紙がプリンター内に詰まったときなど、用紙を手動で送り出す場合に、電源を切ってから使用します。
紙送りノブのない機種で紙詰まりが発生したときは、取扱説明書の「困ったときは」に手順を記載しています。

ペーパーカッター

排紙部分についており、連続紙をミシン目で切り離すときに使用します。ティアオフ機能を使うと、用紙のミシン目を自動的にペーパーカッターまで送ることができ便利です。

用紙ガイド

用紙ガイドから単票紙を手差し給紙することができます。用紙ガイドは、フロントのみに用意されている機種と、フロントだけでなくトップにも用意されている機種とがあります。

用紙サポート

水平ローディングのプリンターで、カットシートフィーダ(オプション)から連続給紙するときに、用紙ガイドから用紙サポートを引き出して、排紙時の紙受けとして利用します。

エッジガイド

単票紙を用紙ガイドから1枚ずつ給紙するときに単票紙の側面に合わせます。紙幅にあっていないと、斜行して、印刷がずれたり紙詰まりになったりすることがあります。
エッジガイドに合わせる必要のない、給紙補助フィーダもあります。

操作パネル

スイッチを操作して、プリンターの機能を設定あるいは実行します。各種のランプはプリンターの状態を表示します。

アジャストレバー

用紙の厚さや枚数に合わせて用紙面と印字ヘッドの間隔を調整するレバーです。
通常は「AUTO」や「自動」に設定して使いますが、自動紙厚調整機能がない機種は、紙の厚さや複写枚数に合わせて設定します。

トラクター

連続紙を給紙するための装置です。プリンターの前面(フロント)から給紙できるものをフロントトラクター、背面(リア)から給紙できるものをリアトラクターといいます。(写真はリアトラクター)また、プッシュ式で給紙するものをプッシュトラクターといいます。
写真のように、給紙口に取り付けられているものはプッシュ式のトラクターで、エプソンのVPシリーズにはすべてフロントまたはリアにプッシュ式のトラクターが装備されています。

スプロケット

連続紙を使用するときにスプロケットを調節して連続紙の幅に合わせ、連続紙を固定します。
スプロケットの位置が適切でないと、紙がゆるんで正常に印字しなかったり、スプロケットから紙がはずれたりすることがあります。

ヘッド

印刷をする部分です。細かいワイヤーが複数(24本または48本)あり、インクリボンを紙に打ちつけて印刷します。印刷中や印刷直後は高温になっていますので、触れないようにご注意ください。

リボンカートリッジ

印刷をするためのリボンを収めたものです。

水平ローディング

用紙を水平に紙送りして印刷する方式です。用紙を水平な状態で送るので、厚い紙(複写枚数の多い紙)の印刷に適しています。
連続紙は背面から給紙して前面へ排紙され、単票紙は前面での給紙・排紙なので、操作が簡単・便利です。

ラウンド

用紙をプリンター内のプラテンに巻きつけて紙送りする方式。前面からも背面からも給紙できますので、複数の種類の用紙を使い分けて印刷するのに適しています。

レリースレバー

連続紙と単票紙の給紙装置を切り替えるレバーです。レバーが存在せず、プリンタードライバーやコマンドに従って自動的に切り替わる機種もあります。

プラテン

印刷中に、紙をはさんでヘッドと反対側に位置する黒いゴムの部分です。ゴムとは異なる素材・形状のプラテンもあります。用紙を送る役割を果たします。

ドットインパクトプリンター 用語集目次

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