
Document Capture Pro インデックスによるアプリケーション連携
インデックスの概要
Document Capture Pro Ver.3.1はバーコード、OCRの読み取り範囲をそれぞれ最大10か所指定し、認識結果をcsvファイルなどに保存することができます。Document Capture Proでは、このファイルをインデックスと呼称しています。インデックスを使うことで保存したファイルが持っている情報をアプリケーション取込んで利用(ファイルの検索、分類など)することができます。

アプリケーション連携方法
多くのアプリケーションはホットフォルダーという仕組みを使ってデータの受け渡しを行います。
- ホットフォルダーとは
Document Capture Proからアプリケーションにファイルを引き渡すために使うフォルダーです。ホットフォルダーにスキャンした画像ファイルとインデックスを保存します。アプリケーションはホットフォルダーを定期的に監視して処理します。アプリケーションはホットフォルダーのファイルだけを監視すればよいため、SDKをつかった開発に比較すると容易にアプリケーションを開発することができます。
- ファイルの引き渡しの例
下図はホットフォルダーを使ったアプリケーション連携の例です。
見積書、発注書、納品書の3つ帳票を処理するためにDocument Capture Proのジョブが3つあり、各ジョブはホットフォルダーにスキャン画像ファイル(PDF)、インデックスファイル(csv)を保存するように設定にします。アプリケーションはインデックスファイルの情報をデータベースに格納し、インデックスファイルの情報をもとに画像ファイルを業務アプリケーションが管理しているフォルダーに転送します。
インデックスファイルの情報を格納するデータベースはアプリケーション側で準備ください。


インデックスの設定方法
Document Capture Proでインデックスを使うための設定はPDFマニュアル の「ユーザーインデックスを作成する(対応機種のみ)」のセクションを参照してださい。